北京よもやま その2

=== 地下鉄 ===

切符を買う前に、まず手荷物検査があります。
手提げなどをX線に通します。
毎度毎度面倒ですが、仕方有りません。


切符は全線一律2元(日本円の30円くらい)になってます。
切符は、5元札、10元札、1元玉くらいしか使えないようで、若干不便です。

モタモタしてると、後ろにズラ~っと並ばれる。
かといって、人民もよく分かっていないので、あちこちでモタモタして
すぐには切符が買えないこともありました。

混雑の激しい駅は、人民との闘いです。

以前よりは、ずっとマナーが良くなったようですが、
我先にと乗り込む人が2割くらい減っただけです。

相変わらず人が降りる前に乗り込んでいく、押しのけて乗り込んでいく、
という状態なので、降りれない人も何人かいました。


でもって、私も負けるわけにはいきません。
乗る時も降りる時も、あおっちの手を引いて、果敢に人民につっこみます。
列車に乗り込む感じじゃなくて人民につっこまないと乗り降りできないんです。

小田急のラッシュに乗り込むのと要領は同じですが、まだ降りようとする人が
いるので、押し合い圧し合いです。

こういう場合、降ろそうとすると確実に自分が乗れなくなるので、
ドアが開いた時に降りられなかった人はあきらめてもらうしかありません。

とちょ子は、ここではぐれると路頭に迷うので必死に付いてきます。



車内では、彼女連れの若い兄ちゃんが、あおっちに、
「小朋友!」と呼びかけて席に座らせてくれることもあって(1度だけね)
なんか感動しました。

でも、思い起こしてみると、昔から子供と老人には優しかったかな。
一人旅の時は、優しくされる対象外だったんだろうね。