北京よもやま その6

慕田峪



北京に行くなら外せないのが、万里の長城かと。

市内から一番便利なのが、「八達嶺」ですが、
ここは、過去に数回行っているので、もう少し足を伸ばして
「慕田峪」に行きたいと思っていました。

さすがに息子を連れてとなると、暑い、疲れた、のどが渇いたなど
言いたいこと言うのが目に見えているので、行き帰りだけは、
楽させてあげよう、ということで、タクシーを予約していきました。

いろいろ調べて一番安い580元でチャーターをしました。
(高速代、駐車台は別途、でも+40元程度でした)

今回お世話になったのが、北京歩き方クラブ

他と比べて結構安いので、一抹の不安は有ったけど、
結果としては、何も問題もありません。


で、まぁ「慕田峪」

入り口から長城に至るまでが結構ハードです。
ロープウェイもあるのですが、こんな所にこんな建造物を造った
人達の苦労を偲ぶには、足で行くしか有りません。


体力がすっかり衰えているので、30分位かかったでしょうか。

「暑いよ~、疲れたよ~、のどが渇いたよ~」


泣き言を言うのは、息子ではなく、私でした・・・・。
心臓バクバクして大変でした。


なんとか長城に到達!







長城では、ところどころ飲み物を売っていますが、
(常温です)

ある売店で、おばちゃんが店番していましたが、
「えぇ~っ、おばちゃんが飲み物やお菓子を背負って、あんなとこあがってくるの?」
おそるべし!

なんて思っていたら、あおっちが外を見てビックリしている、

おぁ、ロバ!


なるほど、ロバに背負わせてくるのね。
納得でした。



長城に入ってから、30分以上歩きましたが、
まだまだ先はこんなんです。
ギブアップ!







ギブアップ地点のすぐ側にロープウェイがあったので、
帰りは楽させてもらいました。

かなり急なんで、結構スリルがあります。
特に中国という土地柄を考えると、余計にね。








「不到長城、非好漢」(長城に行かなければ男ではない)
とは毛沢東の詩の一説。

ちなみに、全文は以下のようで。

天高雲淡
望斷南飛雁
不到長城非好漢
屈指行程二萬


六盤山上高峰
紅旗漫捲西風
今日長纓在手
何時縛住蒼龍


あおっち、お前もこれで立派な男だ!