弓手に七匹の魚

先週は予告なしでのL先生登場。
 
今回も開放弦か・・・と思いつつレッスン開始。
 
前回言われたのは、同じ開放弦を弾くのでも弓手の動きと同じように体を
動かすこと、反対に動かすこと、前に、後ろに動かすこと。
 
これを気をつけて弾いていたら、L先生はうれしそうにほめてくれました。
いやぁ、この年でもほめられるのはうれしいもんです。
照れます。
 
でさらに言われたことは、弓手は魚が泳ぐように動かすこと。
このことはだいぶ前から言われていました。
そして実践しているつもりでした。
 
ただ、私の弓手には魚が一匹か二匹しかいないということが分かりました。
指から手首、手首からヒジの二匹です。
 
師曰く、弓手には七匹の魚がいるとのこと。
つまりは、(人差し)指の指先から第一関節まで、第一から第二関節まで、
第二から第三関節まで、第三関節から手首まで、
手首からヒジまで、ヒジから肩まで、肩から脇腹まで。
 
各々の関節の先が頭で次の関節が尻尾、同時に次の関節までの頭になって
つながっているということ。
 
文字にすると説明しづらい・・・。
 
七匹の魚が柔らかく自由に動くことできれいに弾けるということだそうです。
 
うん、理屈は分かった。
私には目からウロコのお話でした。