胃カメラのみました

一昨日、胃カメラをのみました。
 
胃カメラってやっぱりツラいです。
検査の準備として、胃の泡を消すということで30mlほどスポーツドリンク
のような味の液体をのみました。
看護婦さん:「これはまずくないですよ」
確かにまずいものではない。
バクバク度:1

胃の動きを弱めるということで注射します。
看護婦さん:「ちょっと痛いですよ」
バリウム飲むときもやるので、ちょっと痛いけど大したことない。
バクバク度:1


ここから初体験

のどに麻酔をします。
ドロッとした液体をスプーンでまず一口のみます。
看護婦さん:「まずいですよ」
私:「うぇ、まずい、にがい、うぇ~」
バクバク度:2

仰向けになり、麻酔をのどに含んで5分待てとのこと。
少しづつしびれてくるのを感じる。
5分が長いです。

看護婦さん:「飲んじゃいましょう」
私:「えっ、飲むの?、ごくっ、うぉ~、まずい」
バクバク度:2
看護婦さん:「つばはここに吐き出してくださいね」
私:「汚くなると思いますけど」
看護婦さん:「大丈夫ですよ、皆さん、つばも涙もたくさん流しますからね」
        「こんなときじゃないと、泣けないですから」
私:「みんな涙って・・・」
全然、慰めになってないんですけど。
マウスピースを加えて先生を待ちます。
バクバク度:3

先生登場!
カメラ登場!
太~い黒い線が目に入る。
心の声:「太っ、ボールペン位の太さって聞いたけど、サインペンくらいあるん
      じゃないの?」
     「やっぱり、キャンセルしますっ」
バクバク度:4

先生:「さぁ入れますよ。」

頭は飲むんだと思っても、
のどが異物の進入を防ごうと本能的に拒絶反応を起こす。
バクバク度:8

カメラを受け入れろと命令し、懸命に飲み込む。
先生、看護婦さん:「はいはい、もう入りましたよ。」
やや安堵するがさらに押し込まれる。

もう文字では表せないほどの断末魔な「おぇ」が続く。
(正確に書くと濁点ばかりの音なので、軽く「おぇ」ということで)

引き上げてまた押し込む。
「おぇ、おぇ、おぇ、おぇ、おぇ、おぇ、おぇ」
こりゃ拷問だろ。
目の前に60という数字と、おそらく10センチ単位で引かれている線が
1本、時には2本見える
30,40cm飲んでるんだ、冷静に分析する私はエライ。
バクバク度:10MAX

10分ほどの拷問。
頭の上にモニターがあるけど、とても見上げるだけの余裕はありません。

なんとか終了しました。
放心状態、よだれ、涙でいっぱいです。

看護婦さん:「次はもっと楽になりますよ」
私:「あはは~」(もう絶対飲みたくないです)

結果は少し胃が荒れてますね、程度でした。
こんな拷問受けた後は、胃に穴があく思いです。

あぁイヤだ、もうイヤだ。