1999.9 タイ・マレーシア(5)

プルフンティアン島2日目 (1999/9/8) 
7時に起きる。
翌日は7:30のボートで島を離れるつもりだったので、様子が見たかったのと、
ビーチは朝日、夕日が美しいから。
大きい島の向こうの遙か遠い雲から朝日が顔を出した。
すばらしい。うーん、海はいいなあ。


ビーチの奥に赤い光が差し込んでいた。
今日も暑くなるぞ。日焼けで死ぬだろうな。・・・
 
朝食はバナナLOTIとネスカフェ
 
10:30に集合。シュノーケル、マスク、フィンを借りて出発。
欧米人4人、日本人3人。ボートであちこちまわった。以下はその内容。
1回目:魚が一杯のところ。アリーがパンを投げ込む。
 怖いくらいに集まってきた。パンをもらい、手にもってヒラヒラさせる。
 ピラニアのようだ。
2回目:サメ。散策中に珊瑚で足を切って血が流れた。俺がエサかい。
 しょっちゅう後ろを振り返ったけど不発。
3回目:ウミガメ。カメの後ろを一緒に泳いだ。
4回目:ウミガメ。すぐにどこか行ってしまった。
5回目:ウミガメ。いたけど深すぎて眺めただけ。
食事:欧米人にも不評なゆですぎパスタと薄いトマトソース。まずい。
6回目:サメ。不発。欧米人は4人とも見たと言うが、ホントかおまえら。
 日本人は全滅。
7回目:1回目と同じ。僕が手でパンをあげるのを見ていたからみんなやり始めた。
 
毎回、ボートから下りて、はい上がるので、回を重ねるごとにみんな疲れてきた。
100Kgはゆうに越えている欧米のおじさんは1,2回目は元気に飛び込んでいたが、
(そのたびにボートは大きく揺れ、立ち上がろうとしていた人はひっくり返った)
はい上がるのに非常に苦労し、3回目以降はあまり潜らなくなった。
 
シュノーケリングでお腹が痛くなったら、どうするか。
海にはトイレはありませんが、海は大きな水洗トイレです。
みんなからできるだけ離れる。
他の人の頭とか、シュノーケルが出ていないか確認する。
顔を水面につけ、シュノーケルで呼吸を整える。
足をお腹に近づけ、アヒルのようにフィンをゆっくり動かしながら、前に進む。
海パンを下げる。
いきむ。魚のエサになります。食物連鎖の上位と下位に別れる瞬間です。
後ろを見ないように、お尻を洗いながら、力強くフィンを蹴ってその場を離れる。
 
熱かったり、風が冷たかったり、昼を食べたりすれば具合も悪くなるって。
みんな涼しい顔をしているけど、僕だけじゃないよ。絶対。
結構、岩場の陰に泳いでいったりしてたもん。
 
到着したら17時だった。6時間以上遊んでた。
ボートで移動するときはTシャツを着たけど、背中がかなり焼けた。
 
夕食は男3人と女2人の日本人フルコース。メニューは昨日と一緒。
 
この女の子、1人は学生、1人は3x歳で、旅行社を3ヶ月でやめて、
それからはあちこち旅している強者。ここ半年はバンコクの旅行社で
バイトしてたそうである。
 
日本食の話になり、アナゴ寿司が話題になった。
この子ら、「アナゴ食いてぇ、あーアナゴ食いてぇ」とのたまった。
おまえら、「食いてぇ」じゃないだろ、「食べたい」だろ、と思ったけど、
オヤジ呼ばわりされるだろうからやめた。
 
島の夜空には星がたくさんある。
ありすぎて何の星座か分からない。
これも楽しみの一つ。
 
ちなみに部屋に帰ると、シャワー室に蛙さんが2匹いた。昨日もだった。
桶で追っかけて捕まえて、外に行ってもらった。
外に行く途中、桶から脱走したので、部屋の中でバトルしていた。
明日は一気にタイに抜けようと思う。