1999.9 タイ・マレーシア(8)

ナコンシータマラート散策2 (1999/9/11) 
 
朝起きて、シャワーを浴びる。
左足親指に激痛が走る。どうやら巻き爪で炎症を起こしているようでる。
何故にシャワーの時に痛くなるのか?30分は歩行困難となる。
それでもどうにか痛みが治まり、散策にでた。30分も歩くと、右足小指が靴擦れを
起こした。
 
セブンイレブンで絆創膏を買うことにした。
店内を見回したが見あたらず、店員に身振り手振りで、
きっと通じないと思いながら、”バンドエイド、バンドエイド”と連呼した。
やはり通じないが、ラッキーなことに、その店員が絆創膏を巻いていることに気づいた。
"This This !"
分かってくれてレジにおいてある絆創膏を出してくれた。
シマウマや虎、ヒョウ柄がセットになった絆創膏であった。
海外のコンビニ巡りも楽しいものです。国内でもあるかもしれないけれど、思いがけず
おもしろいものに出会ったときはしてやったりと感じます。
 
絆創膏をまいて出発。
ゆうに5kmは歩いたろう。11:15に国立博物館に到着した。 
12時から1時間昼休みで閉館するので急いでまわることにした。

 
シュリーヴィジャヤ、スコータイ、アユタヤ時代の仏像や法具、タイ南部で有名な影絵の
展示があった。それほど大したものでも無かったので30分もかからずに見てしまった。
 
外に出ると、空がまぶしく、緑が輝いていた。木陰の下のベンチで昼寝をした。
1時間くらい寝ただろうか。蟻の襲撃と、木漏れ日が熱いので目が覚めた。
もと来た道を引き返す。
 
昼食にカレーを食べた。付け合わせに生のインゲン、モヤシ、キュウリ、得体のしれない
葉っぱがどっさり出た。
生ものは危ないだろうと思い、キュウリ以外は少し口にしただけだった。
得体の知れないてんこ盛りの葉っぱは食べられるのか食べられないのか分からなかった。
おいしくなかった。葉を食べるのか、茎を食べるのだろうか?
 
タイ南部仏教の中心地と言われる、ワット・プラ・マハタートに行った。 
かなり古いものらしいが、77mの白い仏塔は、当時かなり遠くからでも目立ったの
だろうと思う。
でもそれだけの技術があったんだろうか?本当は5mくらいで、後に改修されて大きくなったのではないだろうか?
博物館の模型では、当時の様子としてそのままの仏塔の模型が作られていたのだが、少し疑問が残った。

 
南部はインドやスリランカインドネシアにあるような影絵が盛んなところである。
特に有名な陰絵師、スチャット氏がいるスチャットハウスを訪ねた。
(「歩き方」にあったので。)
場所がよく分からないので、バイクタクシーでつれていってもらった。
芝居を見せてくれるようなことが書いてあったが、残念なことに1人だと
料金が跳ね上がるし、やる方も気が乗らないだろうから芝居見学はあきらめた。
 
スチャット氏の娘らしき人が英語でいろいろ説明してくれた。
インドその他各国の影絵人形が展示してあったり、「ラーマーヤナ」は5時間もかかることなどを聞いた。
 
ソンテウで駅に行き、ホテルに戻った。
シャワーを浴びるとやはり親指に激痛が走り、歩行困難(不能)となった。
(帰国したら、手術するのかな、痛いのに医者にグリグリやられて辛いんだろうな)
(この状態、しばらく続き、9/26頃にようやくおさまった。病院行かなくて良かった)