君津ウルトラマラソン 泣いても走る

長いよ

 

当日は3:30に起床

君津駅から会場まで4時から30分毎にバスが出るので、5時の便に乗れるよう支度する

あちこちのホテルからランナーの格好で駅前ローターに向かってくる

会場まで数分で到着

 

荷物置き場になる体育館へは検温、消毒、in時刻を記入して入館するのだが、出入口が狭いうえにそこでシューズを脱ぎ履きするので、滞留が発生するのが気になるところだった

 

荷物を置いてグランドへ向かう

きれいに晴れました 暑くなりそうです

参加者名簿では379名

広いグラウンドでは少ないように見えたが、300人位はいたのだと思う

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松尾和美さんのスピーチの後、ワラワラとスタート地点に移動し6:00スタート

のはずが、記念すべき第一回の号砲は空振り 二回目も空振り

結局号砲は鳴らなかった

ウェーブスタート2組目でスタートした

 

スタートから2kmはミニケルさんについて行く

南伊豆では30秒後には離れていたが、2kmほど一緒にいると、オイまだいるのか、ホレ行け、サァ行けオーラが出ているのを感じたのですごすごと前に出る

 

6時でもすでに暑いが、のどかな景色を走る

巻き爪が時々暴れるぞと主張するものの何とか走れている

今回の問題はこれ

靴下が触るだけでも痛い、テーピングで皮膚を寄せてみたけど、どうにも良くなかったので直前に外した

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8kmほど行って記念すべき最初のエイド

食べ物 梅干し、チョコ、ゼリー、塩飴

飲み物 水 スポドリ

なるほど、、、肉とかおにぎりとか麺とかなさそうだ(みちくさウルトラに影響されすぎているようだ)
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こういう景色好きです
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17-23kmはスライド区間でNO.4、5エイド

お腹が渋ったのでトイレを借りる

20kmあたりのかずさ4号公園あたりで、マーフィー!の声

なんとバートゥさんだった

参加者名簿に名前があるのはみたが、事前に連絡は取っておらずよく見つけてくれました

久しぶりに会えて嬉しかった

下っている最中に上ってくるミニケルさんとスライド

好物区間で元気そう

なんだか思ったより離れていないようだ

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23km地点第5エイドでバートゥさんを見送ってから自分もスタート

暑い〜と思いつつ25km地点 左足巻き爪でない方の右足第四中足骨に痛みが出る

左足を無意識に庇って右足に負荷がかかったのだろうか

シューズを脱いで解放するとともに、靴紐を少し緩める

そこから2kmだましだまし走ってみるがどんどん痛みが強くなってくる

まずい、骨折でないにしても重症化するのは絶対マズイ

もう一度シューズを脱いで足を解放し、さらに紐を緩める

そもそもホカオネオネ クリフトン6ワイドを履いたので緩めると爪先を痛めたりマメができる可能性もあるがまずは様子見で歩く

30kmのエイドまで歩いて変化がなければリタイアもやむを得ない

左脚は残っているが残念だと思いつつ歩く

 

3km歩いてエイドに到着する頃には少し楽になっていたのでこのまま進むことにした

この先の5kmはどうせ走れない激坂区間

左上の白い建物あたりまで行くのだと誰かが言っているのが聞こえた

 

鈍く虹色に光る30cmほどのヘビがいた

小枝と思って蹴り飛ばすところだったが、寸前で気づいて、ウワッと歩幅を広げて避けた

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34km鹿野山九十九谷展望公園 主催はこの景色が見せたかったらしい

ここまで上って来たらいい景色

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なんとか右足は回復したようだった

次に気になったのが喉の渇き

水とかスポドリを飲んでも喉の渇きが癒えない

でもお腹はタプタプ感が残る

水あたりのようだ

予想していたので五苓散を用意しておいたので飲んだら調子も良くなった

35kmのエイドを超えると下りとなり、走れるほどまで回復できた

よかった

 

36km過ぎ 鹿野山 2019年の台風15号の爪跡

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この後も走ったり歩いたりしながら市街地まで戻ってきた

エイドでは水かスポドリしかないので味に飽きてしまい、コンビニ休憩した時にブラックのアイスコーヒーを買ってしまった

本当はミルク入りを買うつもりだったが真っ黒系の缶の隣で、色付きの缶だったからミルク、砂糖入りかと思ったよ

 

仕方ないので飲んで走っていたら気持ち悪くなってしまった

もう水もスポドリも食べ物も受け付けない

何か入れたらリバースしそうになっていた

 

市街地に入ると信号待ちで止められる事も多くなりリスタートがキツい

 

川沿いを歩いていたら、トカゲが出てきた

ツツーッと前を横切って行くので通過した所に足を出そうとしたら180度ターンして戻ってきた

寸前で踏みつけるところだったのでウォッと足幅を変えて避けた

 

ゴールまであと3kmまで来ると集団ができていたが、やはり気持ち悪さに耐えられずそのトレインから離れた

それでも何とかゴール地点となるグラウンドに戻って来れた

何度リタイヤしようかと思ったことか、リタイヤの仕方をよく読んでおらず、どうすればいいのかも分からなかったので泣く泣く会場まで行った

 

下の写真の青はスタートのライン

赤はゴールのライン

外周をほぼ一周してトラックを一周する

外周を走ってゴールかと思っていたらトラックを走っている人がいたので、走り終わってからのダウンジョグか、ヘンタイだなと思っていたらまだコースだったので外周は歩いたよ

ゴールが見えてから1km走るのは酷だった

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57kmだからとたかをくくっていたかかもしれない

思った以上にきつかった
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坂は南伊豆よりはおとなしかったとは思う
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7時間以内でとは思っていたが色々泣きが入ってこうなりました
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ゴール後も吐き気はおさまらず、弁当をもらうものの手はつけられず、

ガリガリ君グレープ味をもらうものの溶けるのでリバースしそうになりながら食べた

今まで食べたアイスで一番美味しくなかった(用意してもらったのにすみません)

 

体育館の出口でバートゥさん、ミニケルさんと会うが会話の内容を記憶していないくらい困憊していた

しばらく外で待っていたが、あまりに状態が悪く、ミニケルさんを捨てて帰ることにした

(ブロ友さんが君津まできたらしいが、飲み食い会話が全くできないので合流はあきらめた)

長いこと電車に乗ってどうにか帰宅でき、

夜中、1時くらいに胃薬が飲めるようになりようやく落ち着いた

 

翌日の状態

大腿四頭筋は筋肉痛だが歩けないほどではない

左爪は血豆だった

 

翌々日の状態

会社で相撲大会があったら今は一番弱い(ないけどな)

肩に筋肉痛がひどい

でも、走れてよかった

もう楽しかったしか覚えていない

 

 

参加賞のTシャツは肌触りはいいけど、デザインは走る広告だな

メダルは鉄の町だから鉄かと思ったら磁石には付かなかった

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大会関係者、ボランティアの皆様ありがとうございました

とても印象に残った大会になりました

第二回、第三回と続きますように