演奏技術をランに結びつける

数年前に中国楽器の二胡を習っていました
二胡は、弓を弦に当てて肘関節を左右に動かすだけでも音は出せますが、
腰、肩、肘、手首、弓を持つ指の1-3関節の7つの関節を使えば、
伸びのある綺麗な音が出せると教わりました
実際に聴けば、耳のできていない素人でも、その違いが分かります

ドー   ドー    ドー が、ォドゥォーォドゥォーォドゥォーって感じですん~、文字では無理です


そして、先日のランクリニックでは
腕の振り方について、
単に腕を前後に振っても推力になるわけではないことを教わりました。

脚が出たら、腰、肩、肘が連続的についていくのがよいと

すなわち、右脚着地で腰が動いて、右肩、右肘がついていくようにしましょう、というようなニュアンスだったかな
あと、後ろに引く力でなく、前に出る力にするのだと

演奏もランも関節が動くことには違いがなく、目指すところは魚が泳ぐように、
木の枝がしなるように連続的な体の動きができれば、
理想的な動きとなるのかなと。

これができて、劇的にスピードに影響を与えるわけではないでしょうが、
遅くてもきれいなフォームだと楽しいし、
人が見ても楽しそうに見えるんだろうなと思ったわけです。