1999.9 タイ・マレーシア(4)

プルフンティアン島へ (1999/9/7)
5:45起床。6:15出発。外は真っ暗で人通りもない。
怖かった。肌寒かった。
バスターミナル到着。しばらくウロウロしていると、欧米人が一人いた。
たぶん同じ方向だろうと思い、聞いたらやっぱり同じ島に向かうとのこと。
バス代RM5.5
2時間15分で到着。バスを降りると早速、ボートチケットの勧誘が来た。
往復でRM40。一般的に島は物価が高いのでタバコと水を仕入れておく。
10:30にボートは出発した。
 
プルフンティアン島は大きい島と小さい島がある。
当然、小さい方が不便なので人が少ないだろうと思い、
こちらのロングビーチを目指すことにした。(ロングといっても200m位)
出発間際に毛糸の帽子とサングラスをかけた日本人が乗り込んできた。
話をしていて気がついたが、クアラルンプールの空港からチャイナタウン
までのバスで一緒だった。13時間かけて夜行列車で来たそうだ。
冷房車だったので凍っていたらしい。
長距離移動するときは気をつけてください。
暑い国ほど寒いのです。寒くて重ね着することが、
暑い国にすむ人の喜びであり、ステータスなのです。
 
海の色は、港は黄褐色だったが、やがてエメラルドグリーンに、
天気も良くなり、サファイアブルーになり島に近づき、浅くなると 
ブルートパーズに変わった。


島には港がない。
ボートが島に近づくと、海上タクシー(モーターボート)に
乗り換えさせられた。有無も言わさずRM2を支払わされる。
港をでてから島に到着するまで1時間30分かかった。
 
ボートで一緒だった日本人とバンガローを探す。
普通、島に着いたら客引きが寄ってくるものなのに全く来なかった。
実は、この島、欧米人だらけで、少ない宿はほとんど一杯なので客引きしなくても
間に合っているのだ。
結局30分島を歩き回り、RM50の部屋をシングルで借りた。
歩き回っている途中、日本人の学生がおり、部屋代が高いのでテントに泊まる
ことにしたそうだ。
こういう時、社会人は強い。日本円で1000円程度の差なら
リッチな方を選ぶ。どうせ2泊だし、たまには贅沢も必要である。 
 
荷物を下ろし、早速、海へ。

シュノーケル、マスク、フィンを借りてシュノーケリングを楽しむ。
岩場に泳いでいくと魚がたくさんいた。
岩場に近づき過ぎて、波に押され、思わずフジツボ一杯の岩に手をついた。
親指が切れた。海中で指を押さえると血がゆらゆらと流れ出た。
ジンジンしてきたので、部屋に戻る。出血はなかなか止まらず、痛みも結構あった。
一眠りして痛みを忘れることにした。(薬などは一切持ってくることを忘れた。)
 
目覚めるとどうにか止まったようなので、洗濯をした。
傷をかばいながらやったつもりだが、Tシャツを干すと血が付いていた。
 
何とかまた止まったところで、日光浴に出かけた。
ビーチはそこそこ人がいたので、ビーチの隅の岩場に行き、手頃な岩の上で寝ころんだ。
アチッ。日に焼けて熱くなっている。少しずつ体を慣らし、どうにか寝そべった。
僕は石焼きビビンバになった。
 
日も陰ったので部屋に戻り、夕食をとった。
ビッグフィッシュのバーベキューを食べた。
(大きめの魚の切り身一切、温野菜、ライス、スイカ R8)
ビッグフィッシュの代わりにチキンもしくはツナが選べます。 
味付けは、たいそう大味でございました。
ソースは、トマト、カレー、ピーナッツ(ピーナッツバターのゆるいもの)
から選べます。
 
アリーというジモピーにあった。シュノーケリングのガイドをしているとか、
ウミガメを守っているとか言っていた。
我々は翌日シュノーケリングをする予定でいたし、
陽気な奴だったので彼の案内で行くことにした。
翌朝10時に集合とのこと。